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Triangle 14
(14話/罰ゲーム)

「あっはっは!圭ちゃん似合ってるよ!」
「本当、似合いすぎてて怖いですね~!」
魅音と詩音が俺のエンジェルモートの制服姿を見て大爆笑している。
この衣装を着るのは初めてではない。前にも罰ゲームで着せられた事はあった。
しかしこの場所でこの制服を着て歩き回るのは初めてだ。
この格好で実際にウェイトレスのようにこいつらの注文の品を運ぶ為に何度も店内を歩き回らされている。
俺が通路を通る度に信じられないものを見るような客の目が俺に向けられるのだ。
「男が着て似合う訳があるかー!!」
「本当似合ってるって!遠目は女の子にしか見えないよ。今日はちゃんとパットまで入ってるんだね」
魅音が笑いながら胸のパットに手を添えた。
「触るなぁーっ!!セクハラで訴えるぞ!」
「あははっ、圭ちゃん可愛い~」
俺は恥ずかしさで真っ赤になった顔で魅音の手を振り払う。
うう…好きな女の前でこんな格好させられた上に胸まで触られるなんて…俺は一体何をしてるんだろう。もう消えてしまいたい…
ていうか俺なんでこんな女達を好きになったんだろう…
「だいたいなぁ、男がこの制服で店内歩き回っててもいいのかよ!店のイメージってものがあるだろ!」
「大丈夫です!叔父さんにはちゃんと許可とってありますから。店長は圭ちゃんの事知ってるから話したら快く承諾してくれましたよ~!なんならそのままバイトで働いてくれてもいいって」
「いいわけないだろー!!男の制服姿見て何が楽しいってんだ!」
「ほらほら圭ちゃん、いつまでこんなところで油売ってるつもりですか。まだ注文したの全部来てないんですけど~?それから、モンブラン追加で」
「あ、私もチーズケーキ追加~!」
こいつらまだ食うのか!さっきから、この細い体のどこにそんなに入るのかと思うほどよく食べている。
「くそ~、お前ら覚えてろよ~!」
俺は二人にからかわれてよろよろになりながらその場を去っていった。


「あー面白かった!」
「ごちそうさまで~す♪」
俺はようやく解放され、二人の飲食代を払って店を出た。
「さて、圭ちゃんへの罰ゲームは終わったから次はお姉への罰ゲームです」
「ふぇっ?!なんで私まで?」
唐突に良からぬ笑みを浮かべて口を開いた詩音に魅音が慌てる。
「お姉もいい思いさせてあげたでしょう?」
「なな…これは詩音が言い出したんでしょ?!」
「問答無用です!お姉への罰ゲームは…」
詩音が顎に指を当ててニヤリと笑った。
「圭ちゃんの好きな服を着て圭ちゃんと手を繋ぎながら興宮一周!」
「ええええ~?!やだよ何でそんな事…」
「圭ちゃん、お姉の女の子らしい姿が見たいなら圭ちゃんがお姉を女の子にしてあげてください」
「詩音…」
詩音は魅音の抗議も聞かず、俺に向き直った。
「そうと決まったら早速服選びに行きましょう!」
そして強引に嫌がる魅音と俺を引っ張って歩き出した。





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