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初夏の秘め事
(圭魅※18禁)       

雛見沢から少し離れた初夏のとある海岸。
俺は魅音と二人で海へやってきた。

先日、魅音にとある水着を着せたくて勝負を申し込んだ。
うまく魅音を挑発し、勝負に持ち込んだらこっちのものだ。口先の魔術師を本領発揮できる種目を選び、見事勝利を勝ち取った。
少し前から俺達は付き合う事になり、たまに二人だけでゲーム対決をする事がある。
もちろん罰ゲームあり。というか二人の勝負の時はそれが主な目的だったりする。
二人きりなので、みんなには見せられないような部活の時よりもえげつない罰ゲームをしたりされたりしている。

そして今日がその罰ゲームの日。

魅音は最初この時期に二人きりで海水浴と聞いて怪しんだ。
『なんでこの時期に二人で海なの?一体何を企んでるの?』
『ああ…実はな、罰ゲームはビキニなんだ』
『ビキニ?だ、ダメだよ…』
魅音の背中には刺青がある。魅音はずっとそれを隠していたが、ついこの間それを知ってしまった。
『だからこの時期なんだよ。俺、魅音のビキニ姿が見たいんだ!ビキニで海ではしゃいでいる魅音が見たいんだ!』
『え…あのあの…』
魅音は素直に好意を寄せられるのに慣れていないので、照れてあわあわしていた。
『だからなるべく人がいない所がいいな…いい所知らないか?』

というわけでここに来ることになった。
ちなみにここは園崎系列の親戚が管理している海水浴場らしい。さすが園崎、手広い。
貸し切りにしてもらって、今日はこの広い海に二人っきりだ。

魅音に着せたのは、首から胸元にかけてフリフリレースのついた水色のビキニで、腰にはひらひらのミニスカート型の水着を着ていた。

水色のビキニから覗く豊満な胸、ミニスカートからスラッと伸びた、程よく肉付きの良い太もも…うん、魅音にぴったりだ。
これだけでも十分可愛くて満足だが、この水着はそれだけではない。
「ちょっと圭ちゃんどこ見てるのよ?目がいやらしいよ」
「いや、似合ってるなと思って。ほら、泳ごうぜ!」
そして魅音と海へ飛び込んだ。

しばらく遊んでいて、魅音がようやく異変に気付いた。
「?!なんかこの水着透けてる?!」
「あー透けちゃったかー」
そう、この水着は濡れると透けてしまうのだ。
実はもう既に少し前から透けていたんだが、ここに来てやっと気付いたか。
思いっきり棒読みでニヤニヤ笑っている俺に魅音は真っ赤になりながら詰め寄った。
「ちょっと圭ちゃんなによこれ!」
「罰ゲームだから隠しちゃダメだぞ」
胸を隠そうとした魅音にすかさず注意した。
「なっ、信じられない!バカっ、変態!」
そして魅音は逃げるように海から上がっていった。
「誰もいないから大丈夫だって」
「圭ちゃんが一番危ないわ!」
そして魅音はビーチをずんずん歩いていく。
俺はその後ろについていく。
そのプリプリした可愛いお尻もうっすら透けていた。
「もう、ついて来ないでよ!」
「そうは行かないな。罰ゲームなんだから」

そして魅音は海の家へ逃げ込んだ。
まだシーズンオフなので中には店員も客も誰もいない。
「魅音、逃げるなよ」
そして俺は魅音と距離を詰め、魅音を壁際に追いやった。
とうとう逃げ場を失った魅音は壁に背をくっつけながら俺を睨みつけた。
「捕まえた」
俺は魅音の両手を掴んで壁に押し付ける。
そして顔を近づけ、唇を重ねた。
「…んっ…」
口の中に舌を入れようとしても魅音は頑なに口を閉じたまま開いてくれない。
俺はくちづけたまま魅音の胸に手を這わせ柔らかく弾力のあるそれを揉んだ。
「…あっ…」
小さく声をあげた一瞬の隙を見逃さず、魅音の口内に舌を滑り込ませた。
そして舌を絡ませ深くくちづける。
「…っ…ふぁっ…ん…」
呼吸が苦しくなって来た頃ようやく顔を離した。
魅音は瞳を潤ませ、空気を求めて浅い呼吸を繰り返した。
そして改めて魅音の身体を見つめた。
水着は透けていて、既にぷっくりと紅く色付いた乳首が布を押し上げ主張している。
そして俺が魅音の脚の間に割り込んでいるために開かれた脚の奥からうっすら筋が見えていた。
「…け、圭ちゃん…そんなに見ないで…恥ずかしいよ」
魅音は抵抗を諦め、恥ずかしそうに頬を染めた。
魅音は罰ゲームと言えば大抵逆らわずに嫌がる素振りを見せながらも従ってくれる。
こういう罰ゲームをするのは初めてではないので、この水着の正体が分かった時点での時点で魅音はこの罰ゲームの内容を理解した。
だから人目につかないようにこんな逃げ場のない小屋に逃げ込んだのだろう。
薄暗い小屋の隅でいやらしい水着の魅音と二人きり。
その状況に興奮が高まる。
「本当に透けるんだな。おっぱいもアソコも丸見えだ」
そう言いながら再び胸に手を伸ばした。
「やだ…あっ…」
手に余るその豊かな胸を両手で堪能する。
揉むと手の中で形を変え、柔らかく押し返してくる。
時々乳首を指で転がすと魅音はびくんと震えた。
「…うーん、この水着、透けるのはいいけど脱がす楽しみが半減だな。次は普通の水着でしような」
言いながら水着をずらして胸を露出させる。
「誰がそんなこと!もう二度と二人っきりで水着なんか…ひゃっ」
「そう言うなよ」
言い終わらないうちに魅音の乳首に吸いつくと、言葉が遮られた。
「…んっ…や…吸っちゃだめ…あっ」
吸ったり舌で転がしたり、軽く噛んだりする度に魅音はびくびく震えて甘い声を漏らした。
「魅音は本当におっぱい好きだなぁ」
その間もう片方の胸も手で弄ぶ。
布を纏っていない素肌はしっとり濡れていて、手に吸い付くような感触が気持ちよかった。
思う存分魅音の胸を弄んだ後、魅音の脚を持ち上げるとぐちゃぐちゃになった秘部が見えた。
水着の上からなぞってみると布越しでもぬるぬると湿った感触が伝わってきた。
「すげぇグチョグチョ…これは海水じゃないよなぁ?」
「…っ…ばかぁ!圭ちゃんのいじわる!」
自分でもちょっとやり過ぎじゃないかと思う程意地悪くニヤリと笑って魅音に問いかける。
だが魅音の反応が可愛すぎて止められない。
魅音は耳まで真っ赤にして俺の手を払いのけようとしているがまるで力が入っていない。
気にせず水着の上から秘部をなぞり、敏感なところをぐりぐり責めた。
「…ひぁっ…そこはだめっ…あぁっ…」
魅音は身体を捩って快楽に耐えていた。
そして水着をずらすと、いやらしい蜜が秘部から溢れ出していた。
その不思議な穴に吸い込まれるように指を差し入れるとくちゅ、と湿った音がした。
更に指を動かすとぐちゃぐちゃといやらしい音が鳴り響いた。
「…あっ…ん…音が…」
「ああ、魅音のここ、いやらしい汁ですごい事になってるぞ」
「…やっ…そんな事、言わないでよ…あぁんっ…」
指で中をかき回す度に魅音は嬌声をあげ、腰をくねらせる。
その反応がもっと見たくて次第に手の動きが激しくなっていく。
もう既に魅音の中はトロトロで、すっかり受け入れる準備が出来ているようだった。
「…指もう一本くらいいけそうだな」
しかし魅音の乱れた姿をもっと見ていたくて、中をかき回す指を二本に増やした。魅音のそこはそれを受け入れ美味しそうに俺の指をのみこんで締め付けた。
そして勢いをつけて指を抜き差しすると魅音の腰が震えた。
「…ひゃっ…あっ、圭ちゃんだめぇ…そんなにしたら…もう…!」
「イきそう?」
魅音はひっきりなしに艶かしい声をあげながら頷いた。
「いいぜ、イっちゃえよ」
俺はとどめとばかりに魅音の感じるところを重点的に責めた。
「…あっ、あ…やぁっ…イっちゃ…ああああっ…!」
そして魅音は身体を仰け反らせて俺の指をぎゅっと締め付けた。
「魅音、イったか?」
魅音の顔は真っ赤に染まり、とろんとした焦点の定まらない目で浅い呼吸を繰り返していた。
「すげえ、掌までびちゃびちゃだ。指だけでこんなに濡らして…外で興奮しちゃった?」
指を引き抜き、愛液で濡れた手を魅音の目の前でかざした。
「…ち、ちがっ…!」
魅音は俺を睨み付けようとしているんだろうが、イったばかりのとろんとした目では逆に誘われているようで興奮をそそられた。
実際魅音はいつもよりも乱れていた気がする。いつもは指だけじゃ満足しないのに。

だが、興奮してるのは俺も同じだ。
このシュチュエーションで魅音の乱れた姿を見て、俺の股間は今にも弾けてしまいそうな程にはりつめていた。
「俺ももう我慢できない」
そして水着を脱ぎ捨て、はりつめたそれを余韻でヒクヒクしている秘部に当てた。
「あっ、待って!まだ…ひあぁっ」
そして魅音の制止を聞かず一気に挿入した。
イったばかりで敏感なそこはすんなり俺を受け入れ、きつくぎゅっと締め付ける。
それだけでイってしまいそうになるのをグッと堪えて腰を動かした。
「…やぁっ、ダメぇ…イったばかりなのにっ…んっ、おかしくなっちゃ…あんっ…」
「おかしくなっちゃえよ…もっと乱れた魅音をいっぱい見せて」
魅音は余韻が抜けきらないうちに更なる快楽を与えられて少し苦しそうだった。
もう少し待ってあげたいとは思うが魅音の乱れた姿を見せられて理性なんて残っていなかった。
魅音の中は愛液で潤っていて滑りが良く、差し入れする度にぐちゅっと湿った音が響く。
腰を動かしたまま魅音と唇を重ね、舌と唾液をたっぷり絡めて上からも下からも魅音と繋がった。
「…んぅ…ふぁ…んんっ…」
更に、腰を打ち付ける度にぷるぷる揺れている魅音の胸を揉むと、魅音の中がきゅっと締まる。
その拍子に危うく達してしまいそうになった。
まだだ、もうちょっとだけ…
思っていたより自分も追い詰められていたらしい。
そろそろ見え始めてきた限界と戦いながらも、魅音の熱くてぎゅうぎゅう締まる中をもっと感じていたくて一心不乱に腰を打ち付けた。
「…んぅ…んんっ…ふぁっ…あぁんっ…!」
魅音は激しい運動に耐えきれなくなり、キスをしていた顔を反らして甲高い声で喘いだ。
そして俺の背中に手を回して身体に抱きついてきた。
「…あぁっ…圭ちゃ…わたし、またイっちゃ…あんっ」
「…くっ…魅音、俺ももう…」
俺も魅音を抱きしめ返して、本能のままに腰を動かした。
魅音と繋がった所がじわじわ熱を持ち、そこから快感が麻薬のように全身に押し寄せ、脳味噌まで溶けてしまいそうだ。
魅音の爪が背中に食い込んで痛みが走ったが、それすらも快感に変わる。
「…魅音っ…もう、イくぞ…!」
無意識のうちに魅音の感じる場所を責めて、お互いに高みに登っていく。
「…あっ…あん…けいちゃ、圭ちゃん…ああああっ!」
「…魅音…っ…魅音…!」
魅音の締め付けが一層きつくなり、俺達は名前を呼び合いながら、同時に達した。


「魅音ー、おーい魅音さーん?」
その後俺達は海の家のシャワールームで身体を洗い流し、更衣室で着替えをした。
魅音は話しかけても一切返事をしてくれなかった。
「ほら、喉渇いてるだろ?」
話どころか視線すら向けてくれない魅音の目の前に缶ジュースを差し出した。
自分も汗をかいて喉カラカラだったし、魅音が怒って気まずかったので、少しでもご機嫌を取ろうと魅音の好きなジュースを買ってきた所だった。
魅音は少しの間缶を見つめた後、無言で缶をひったくった。
やっぱり魅音も喉が渇いていたらしい。この暑い中あんな事してたら当然だな。
「魅音、そんなに怒るなよ。水着の事黙ってたのは悪かったよ」
罰ゲームでエッチをするのは初めてではないし、今まで嫌がる素振りを見せながらもこんなに怒ったりはしなかったので、怒っているのは行為自体ではないと思う。
だとすると、考えられるのは罰ゲームの内容を黙っていた事、もしくは野外でした事だろうか。
「それとも外でした事怒ってるのか?他に人いないしいいじゃないか」
「良くないっ!いくらうちの管理下で人がいないって言ったってすぐそこは公道で誰かが入ってくる可能性だってあるんだよ?そんな場所で彼女にこんな水着着せる?!」
思いついた事を口にしてみると魅音はすごい剣幕で喋り始めた。
「誰かが入ってくるなんて考えてなかったんだ。ごめんって」
「…私のビキニが見たいなんて口車に乗せられて…バカみたい」
魅音はため息をついて、ちょっと拗ねたように顔を背けた。
「それも嘘じゃない。濡れる前は普通の水着だっただろ?可愛くてすごく似合ってたぜ」
「…今更そんな事言ったって許さないから」
「本当だって。それにさ、最近二人きりになる事がなかっただろ?だからどうせならどこかに二人で出かけたかったんだよ。そろそろ暑くなってきたし海でまだシーズン前の海で二人きりなんてのもいいなって思って…」
やましい気持ちがあった事は認めるが、今言った事も決して嘘じゃない。
「そんな時に変な水着見つけて試してみたくなって…外で着せたのは悪かった。もう外ではやらない」
魅音はまた黙り込んでしまった。ええい、こうなったら…
「だからまた二人きりで水着プレイを…」
「しないって言ってるでしょ?!しつこい!」
最後まで言わせてもらえないまま、魅音の鉄拳をくらい俺は撃沈した。
でもこういう時は黙られるより殴ってくれた方がよっぽどいい。
「じょ、冗談だって…」
そう、これは魅音の気を引くための冗談だ。決して不埒なつもりで言った訳ではない。断じてない。ないって。
「ちぇー、じゃあ次に水着見れるのはみんなで海かプールに行くときとかかな」
「まぁ、みんなと一緒なら…」
「じゃあまたみんなで遊びに行く計画立てないとな」
さっきまでの沈んだ表情から一転、嬉々として話し始めた俺を魅音はジトっとした目で見つめた。
「言っとくけどもしみんなと一緒の時にまで手出したらもう一生エッチ禁止だからね」
「さ、さすがにみんなと一緒の時はしねえよ…多分」
最後の一言で魅音にギロリと睨まれる。
「絶対しません!」
「まったく…」

そして買ってきたジュースを飲み干して立ち上がった。
「さ、罰ゲームも終わったしもうちょっと遊んで行こうぜ!」
「もう水着は着ないからね!」
「海に入るだけが遊びじゃないだろ?」
そう言うと魅音は唐突にニヤっと笑った。
「ふーん、じゃあ悪い悪戯ばっかりする圭ちゃんには砂の中に身体を埋める遊びなんてどうかなぁ?」
ああ、たまに砂浜で首から上だけ出して埋まってる人見かけるよな。
でも、魅音さん目が恐い。身体どころか丸ごと埋められかねないくらいの殺気が漂ってきていた。
「え、遠慮します…ほら、もっと二人で楽しめそうなのを」
「私は楽しいと思うけどなぁ?」
ゆらりと殺気を放ちながら立ち上がった魅音に思わず俺は後ずさる。
「じゃあ、もし圭ちゃんがおいかけっこで私に捕まったらっていうのはどう?」
「か、勘弁してくれ~!!」
そう言って走り出したのをきっかけに壮絶な追いかけっこが始まった。

そしてしばらく追いかけっこをしているうちに俺が誤って海に飛び込み、その腹いせに魅音を道連れに海に引きずり込んだ。
その後は当初の目的も忘れて、服が濡れるのも気にせず海で日が暮れるまで二人でじゃれあったのだった。



あとがき